鶴仙渓の入り口、黒谷橋を渡ってすぐに鳥居があります。これは、東山神社のものです。東山神社は、木地師の祖「惟喬親王」を祀っています。山中温泉は、山中漆器の生産が昔から盛んで、現在でも国内トップの生産量を誇っています。特に木地挽き(漆を塗る前の木の器を挽く)技術は、世界中から注目されています。近年では、その技術を後継することにも力を入れており、様々な地域から若い方が学びに来られています。東山神社は山中温泉に住む木地師にとって大切な場所なんです。
またプチ登山(7分ほど)気分も味わえます。その道中は、レトロな雰囲気たっぷりで、野鳥の声も身近に感じられます。山頂からは、町を一望でき、おすすめの散歩コースです。